死にたいと自殺を考える15歳~19歳は「約2人に1人」と増加傾向

死にたいと自殺を考える15歳~19歳は「約2人に1人」と増加傾向
1 in 2 People Aged 15 to 19 Have
Suicidal Feelings
日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は全国の男女約 1 万 4 千人を対象に5回目となる自殺意識調査を行いました。対象を前回調査の15 歳~79 歳から、18 歳~29 歳の若年層中心に変更しており、死にたいと願い自殺を考える「希死念慮」を経験した人は、前回の15歳~19歳の「約3 人に1 人」から「約 2 人に 1 人」と、一概に比較するのは難しい面がありますが、増加傾向にあると思われます。性被害経験のある人の希死念慮経験は7割を超え、中でもトランスジェンダー・ノンバイナリー(※1)など性的マイノリティの人がより多く性被害を受けている実態も明らかになっています。希死念慮や性被害について、「誰にも相談しなかった」人は3~5割を超え、各種支援サービスの認知向上や社会全体で支える雰囲気・仕組みづくりの必要性も改めて浮き彫りにされています。

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